タイリクヒメハナカメムシの登場で
天敵防除が軌道に乗りかかった頃(平成16年春)、
新たな強敵が出現しました。

タバココナジラミです。

タイリクヒメハナカメムシが定着するまで、
ミナミキイロアザミウマやタバココナジラミの密度を下げるために
散布していた薬剤(ラノー乳剤)が全く効かない事例が
施設栽培ナス、ピーマンで発生しました。

農業技術センター、病害虫防除所などでいろいろ調べた結果、
タバココナジラミバイオタイプQであることが判明しました。



平成16〜18年には、県内の産地において、
いろいろな取り組みがされました。

コナジラミ類が黄色に誘引される性質を利用した
粘着板や粘着シートを利用した試験


寄生蜂であるサバクツヤコバチやオンシツツヤコバチを利用した試験、

 
ツヤコバチに寄生されたコナジラミ幼虫〔マミー)
 
ツヤコバチ成虫

昆虫寄生性微生物製剤を利用した試験

   

そして、平成18年にはタバコカスミカメとクロヒョウタンカスミカメが
タバココナジラミの密度抑制には非常に有効であることが明らかになりました。


クロヒョウタンカスミカメ

タバコカスミカメ


現在(平成26年)では、
産地間リレーの取り組み、
温存ハウスの取り組み、
土着天敵の野外採取などの取り組みにより、
タバココナジラミは大きな問題にならなくなりました。